これから数週間にわたって、EFプロサイクリングとキャニオン//スラムの選手たちは番号ゼッケンをジャージにピン留めし、シーズン初戦とも言えるレースに挑みます。イタリアとスペインでのシーズン再開を前に各チームのメンバー数名にインタビューを行い、彼らの現在の調子や再開への思い、シーズンの目標について聞きました。
レース再始動
世界を覆う霧は未だに晴れませんが、プロサイクリストとロードレースファンは喜んでいることでしょう。待ちに待ったロードレースが今週ついに再開されます。従来のシーズンとは見た目も形も異なりますが、レースを心待ちにする気持ちは何も変わりません。
24 July 2020
キャニオン//スラム
ストラーデビアンケ、8月1日（土）
「チームと一緒に走るレースが待ち遠しかった。そしてシーズンの中で一番好きと言ってもいいレースでシーズンを再開するのは完璧な展開。他のライダーの調子を予想するのは難しいけど、表彰台に向かって走ることを約束するわ。いつもは3月に開催されるレースなので、波打つグラベル区間を走る感覚はいつもと全く違うはず。もう充電は完了しているし、身体も心もリフレッシュしているので、いつもより深く追い込めると思う。そして脚の痛みに苦しむことになるわ』
- カシア・ニウイアドマ
EFプロサイクリング
ストラーデビアンケ、8月1日（土）
「ストラーデビアンケの出場は今回が初めて。だから単純にシーズン再開が楽しみなだけでなく、悪名高いあの白い未舗装路にアタックするのが楽しみで仕方がない。過去2ヶ月間の厳しいトレーニングの成果を試す時がようやくやってくる。シーズン再開後の初戦として申し分のないレースだと思う。ようやく、ようやくレースが始まる！」
- ミッチェル・ドッカー
キャニオン//スラム
ストラーデビアンケ、8月1日（土）
「勝負の鍵は一番長いグラベル区間かな。毎年そこで大きなセレクションがかかって、通過後すぐに横風に見舞われる。だから、とにかく調子が良くないと戦えないし、生き残れない。生き残ったところから、本当のレースが始まるの」 「独走に持ち込んで逃げ切る展開がチームの望むところ。フィニッシュに至る急勾配の坂を楽しみながら走るには独走するしかない。強力なチームで走るので、小さなチャンスも見逃さないように戦いたい」
- エレナ・チェッキーニ
EFプロサイクリング
ストラーデビアンケ、8月1日（土）
「今年は『いつも通り』という言葉が全く当てはまらないシーズンで、刻々と変わる状況に柔軟に対応していくことが求められる。いつシーズンが再開してもいいように、コンディションを落としてはいけないのがロードレースの辛いところ。個人的にはストラーデビアンケを走るのがとても楽しみで、暑さは自分に味方してくれるはず。夏にかけて地元テキサスとスペインでトレーニングを積んできたので、準備が整っているという感覚がある。とにかくシーズン再開が楽しみで、チームの作戦通りの活躍を見せたい」
- ローソン・クラドック
プロフェッショナルの装い
世界で最も優れたサイクリングウェアを作るため、私たちは世界で最も優れたロードレーサーたちと協力してします。ラファはウェア作りの発展のために、10年以上にわたり、様々なレベルの選手たちをスポンサーし、多くのフィードバックを取り入れてきました。
ここでは、ラファがEFプロサイクリングとキャニオン//スラムのためにデザインし、どんなコースでも勝利のためのアドバンテージを生み出すコレクションの中で、選手たちが最も着用している製品を紹介します。
EFプロサイクリング プロチーム エアロジャージ
わずかなエアロダイナミックなアドバンテージが勝敗を分かつシチュエーションで活躍するプロ仕様のエアロジャージです。このチームエディションはありがちなレプリカではなく、EFチームの選手たちが世界最高峰のレースで実際に着用し、逃げやスプリントで性能を発揮する2020年度のチームジャージと同じものです。前面に使用された空気の抜けが良いスムーズな生地と、背面に施されたテクスチャー加工が抗力を低減。出力を確実にスピードに繋げます。背面は一方向に毛羽立った素材を使用。空気の流れと同じ方向には滑らかに、反対方向にはざらざらした加工が施されており、さらなるエアロダイナミックなアドバンテージを生み出します。その性能を証明するものとして、このジャージはフランドルが最も沸く「モニュメント（世界五大クラシック）」の一戦ロンド・ファン・フラーンデレンで勝利を収めました。
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ヒュー・カーシー（EFプロサイクリング）
ウィメンズ キャニオン//スラム プロチーム エアロ ジャージ
クラシカルなコミック本の絵柄に着想を得た新しいデザインを、スーパーヒーローたちが身に纏います。
風洞実験を繰り返し、最先端素材を投入してデザインされたエアロジャージはラファ史上最速のレースウェアです。風が直接当たる前面にはスムーズな生地が使用され、空気を受け流す後面はテクスチャー加工が施されています。接着式縫合を採用するなど、エアロダイナミクスのアドバンテージを追求。すべては空気を効率よく切り裂くためです。
ロテム・ガフィノヴィツ（キャニオン//スラム）
EFプロサイクリング プロチーム ビブショーツ II
レースに欠かせない必携アイテム。最高峰の石畳クラシックやグランツールでテストされ、実績を残す究極のレース用ビブショーツです。EFプロサイクリングの選手たちがシーズンを通して着用するプロチーム ビブショーツは、究極の快適性と高いパフォーマンスが特徴です。長い年月をかけて洗練され、再設計された最新ビブショーツが生み出すアドバンテージ。ベルギーの石畳からアルプス山脈まで、混沌としたプロトンの中でも驚くほど快適で高い耐久性を誇ります。
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ウィメンズ キャニオン//スラム プロチーム ビブショーツ
キャニオン//スラムは様々な種目のナショナルチャンピオンや世界チャンピオンを擁しています。その功績もさることながら、鮮やかなチームキットもプロトンの中で際立ちます。
肌に優しい柔らかさが特徴で、少しコンプレッションの効いた生地を使用したキャニオン//スラム ウィメンズ プロチーム ビブショーツがレース時に快適性をもたらします。バイクポジションで快適に走ることができるようカッティングされており、女性専用のシャモアパッドを採用。実際にプロ選手達が過酷なトレーニングライドや高強度のレースで使用しているものと同じものです。
ティファニー・クロムウェル、キャニオン//スラム
