土砂降りの雨に対して、すべてのサイクリストは備えておく必要があります。地域によって雨の種類は様々です。サイクリストが身体を濡らさず走るために、ラファは多種多様なレインジャケットをラインナップしています。
撥水と防水
撥水と防水という言葉は似て非なるものです。防水性と撥水性の製品の違いは、ライドの質を大きく左右する場合があります。防水性の製品は、耐久性のある外側の生地と柔らかい内側の生地の間に防水膜を挟んだ多層構造をもち、雨や道路の水しぶきから完全に身体を保護します。
一方、撥水性の製品は比較的軽量で透湿性の高い生地を使用しており、表面に施された耐久撥水加工(DWR)コーティングにより悪天候に対処します。防水か撥水か、どんなジャケットを選ぶべきかは、ライド中に遭遇する天候に左右されます。ずっと雨が降り続くような1日には、防水ジャケットを選択すべきです。一方で変わりやすい天候の場合は、撥水ジャケットが万能な性能を発揮します。
撥水ジャケットの性能を維持するために
防水製品も撥水製品も、悪天候用のジャケットの多くには、身体をドライに保つための耐久撥水加工(DWR)が施されています。日々の使用や汗、汚れの蓄積から、バックパックやケイ酸塩を含む洗剤による摩耗まで、時間の経過とともに撥水性が低下する原因は様々です。定期的に製品の耐久撥水加工(DWR)を復活させることで、本来のレベルのパフォーマンスを取り戻すことができます。