ラエルが自転車を始めたのは、20歳になってから。通勤を楽にしようと始めたのが、すぐに自転車で世界中を巡る11年になったのです。故郷アンカレッジで自転車を始めた彼女は、バギーから水上飛行機まで、あらゆる乗り物をヒッチハイクしながら、アラスカ中の道を走りました。
その後ラエルは、40カ国、およそ150,000マイル(約240,000km)を走りました。しかし彼女は2014年までレースに出場したことがありませんでした。彼女の最初のレースは、『The Fireweed 400』という400マイル(約640km)のセルフサポートロードレースでした。以来彼女は、より多くの女性や少女たちが自転車に乗るように働きかけながら、世界中で新しい記録を打ち立てています。
「ライドを続けて自分のベストを尽くすことに、今までにないくらいエキサイティングに感じています」
「レース、旅、ルートのデザイン、そしてより多くの女性や少女たちがアドベンチャーライドをやることを後押しするためのプログラムの企画などの中でバランスを取っているの。2008年の私にとって初めてのクロスカントリー旅行以来、次の人生のステップに進む前に、もう数ヶ月乗っておこう。って思いながら、もう12年も経ってしまったけれど、ライドを続けて自分のベストを尽くすことに、今までにないくらいエキサイティングに感じています」
この10年、ラエルはアメリカ縦断も横断も何度も走っています。2015年、ラエルはカナダ国境からメキシコ国境までを縦断するツアー ディバイドで女性記録を打ち立てました。西から東への横断ライドは、トランスアメリカバイクレースに出場し、2016年には18日間で走りきり、総合優勝を果たしました。
2018年、ラエルは『ツアー ディバイド』の女性記録を更新することにしました。彼女のパートナーで映画監督のルーガイル・カラディテのサポートを得て、2019年に総合優勝に挑戦しましたが、前例にないほどの悪天候に見舞われ、他の多くのライダーと同じように彼女も途中で中止せざるを得ませんでした。彼女の2021年の目標? 13日22時間51分という記録をブチ破ること。
今後の予定
HOPE 1000
正式には『Navad-1000』というホープ-1000は、コンスタンツ湖畔のローマンスホルンから、フレディ・マーキュリーの銅像が迎えてくれるレマン湖畔のモントルーまでスイスを走り抜けるノンストップのバイクパッキングレース。
TOUR DIVIDE FKT
2,745マイル(約4,392km)のグレート ディバイド マウンテン バイクルートでロッキーマウンテンをトラバースする『ツアー ディバイド』は、サポートなしのセルフリライアンスと耐久力を試されるライドです。ラエルはすでにこのツアーディバイドの女性記録を持っていますが、今年彼女は、総合優勝に挑戦します。
2021年8月
ラエルのキット
ラエルのキットは、ライドの目的やペースに合わせて彼女が選び、レースでは限界に挑むためのセレクションをします。
私たちのエリート選手たち
オーストラリアの荒地からアメリカのクリテリウム会場まで、私たちは世界中のインスピレーションに満ちたチームやアスリートをサポートしています。ラファ アスリートについて詳しくはこちらをご覧ください。