冬のコーディネートのポイント
とにかく汗の処理に注意する
寒さ対策ばかりに気を奪われてしまいがちですが、汗による冷えにも最大限注意を払ったレイヤリング(重ね着)が重要です。汗をたくさんかいてしまう前に、ジレやウォーマーなどをこまめに脱ぎましょう。ベースレイヤーは暖かさを求めるのはもちろんですが、汗を素早く処理できる物を必ず取り入れましょう。汗をかいたときは、身体が暖かいうちにこまめにジッパーを開けて風をとりこみ、なるべく汗を乾かすようにするのがポイントです。
乗り方に合わせてアウターを選ぶ
冬のコーディネートは、大きく2種類に分けられます。薄手のジャージやジャケットを3〜4枚重ねていくレイヤリングスタイルと、厚手のジャケット類とインナー1枚で完結させてしまうミニマルスタイル。一般的には、一定のペースで淡々と走ったり長い距離を走る時は、細かな調整がしやすいレイヤリングスタイル。どこにも寄らずに走るだけのトレーニング的なライドや、汗ばむまでペースをあげて走る方は、荷物を少なくすることができる厚手のジャケットを使ったミニマルスタイルに人気があります。
安全性を考慮する
日が短いのも冬の特徴です。暗いところでも他者からしっかり見えるように、反射素材を使用したウェアや、どこかにコントラストの強いカラーを取り入れましょう。足など、自転車に乗っている間に常に動く部分が目立つと、ドライバーからはとても見やすくなります。